2015年6月21日日曜日

【MIDORIBAKO】ボナファイデ キハユニ25を組む【キハユニ25 5+キハ46 6】 後編

 車体工作が終わり、次は塗装です。


 …と塗りあがってしまってますが、キハユニには今回初めておすそ分けしてもらったいさみやプライマーを下地として使用。金属に対して強力な食いつきが得られるとともに下地色が塗れるというスグレモノ。
 キハ46には金属パーツ部分を中心にフィニッシャーズのマルチプライヤーを吹き下地形成。
 そして発色対策としてNAZCAのピンクサフを薄く塗り重ねて室内に薄緑1号、車体色の朱色5号はGM:FABRE=1:1で調色しています。



 屋根はフィニッシャーズのマルチプライヤーを金属パーツ部分中心に吹いた後、NAZCAメカサフライトグレーをそのまま吹いて下地と塗装を同時に。

 

 キハユニのライト部分はマスキングしてケーズごと朱色5号を吹きます。


 室内も塗装します。薄緑、ダークブラウン、青、グレーの順番で吹き、シートに手すりを取り付けます。


 M車であるキハ46はシートのみ塗装します。


 床下も成型色を隠すため塗装。黒いものは艶消し黒。


 グレーのモノはNAZCAメカサフライトグレーに白いサーフェイサーを混ぜて調色。


 そして標記を入れてウォッシングして錆と煤をガッツリ吹いてウェザリングします。


 車体を8分艶消しクリアー(クリアー1:艶消しクリアー4)、屋根と床下は艶消しクリアーで保護して仮組。


 キハユニのライト点灯チェック。前面と屋根の隙間から光が漏れてしまったので薄手の黒ビニールテープで遮光しています。



 運転台と客室に人形を乗せます。キハユニが先頭の設定なので運転台には運転士を。


 そして郵便・荷物室に積荷を積んでみました。プラ片を適当に切り出したり削ったりして着色。みかん箱的なものまで…


 荷物輸送を見たことがない世代なので、実はこれを見てちょっと感動しています…


 キハ46運転台には車掌が乗務。


 ガラス破損防止の保護柵もランナー引き伸ばし線で再現。



 デッキに立ち客を乗せてドラマ感を演出。

 これで完成…といきたいところなんですが、実はキハユニ運転台デフロスタが足が横のタイプで在庫を持っていないことやキハ46のトイレ窓Hゴムが欠けてしまうトラブルがあり、それが揃わないと完成できませんorz

 とりあえず完成カッコカリということで形式写真をご覧ください。


 キハユニ25 5 函館の車はタラコ色に塗り替わった後数年で落ちてしまったそうです。そしてこの車、当時地元で発生した5000万円盗難事件の当該車だったことがお知り合いの方の話で発覚。結局迷宮入りしてしまい真相は未だ闇の中だとか…


 キハ46 6 キハ46では唯一の地方配置になった故、一般型では両運転台車が幅を利かせていたせいか、使い勝手がいいというわけではなかったようです。それでこのペアが生まれたのかもしれません。


 というわけで来月のアレ展示用の新作のメドが立ちました。ブースでの写真はまたの機会に…


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【MIDORIBAKO】ボナファイデ キハユニ25を組む【キハユニ25 5+キハ46 6】 前編

 久々の更新です。言い訳ですが、最近1日の工作量が著しく落ちてきてしまっております。その中でクオリティを維持するにはペースがどうしても落ちるわけで…

 さて、最近、とあるきっかけで金属キットメーカーの方とやり取りする機会がありまして、その中で出会ったキットがあります。それがこちら。


 緑の箱でお馴染みのボナファイデプロダクトさんのキハユニ25コンバージョンキットです。
 
 キハユニ25はご存知の方も多いかと思いますが、キハ21ベースの北海道向け郵便荷物合造車で、急行ちとせに併結された姿や焼失した6番の補充としてキハ22ベースで製造された7番がよく知られています。実車は苫小牧、函館、稚内に配置されそれぞれ担当線区の郵便荷物輸送を担っていました。

 今回、6両のうちどれを製作しようかを考えたところ、種車に二灯シールドビームのtomixキハ25首都圏色があったこと、ジャンクでtomixキハ46M車が手に入ったこともあり、函館の5番と通常時ペアで運用されていたと言われているキハ46 6番の2連を製作することにしました。


 キットの概要はご覧の通り、ホワイトメタル前面にエッチング側板・妻板に扉、手すり他小部品を取り付けていくというものです。種車からは床板、屋根、前面窓ガラスを使用すると説明書に記載されていますが…もちろんストレートには組まずいろいろと工夫を凝らしてみます。


 前面ガラスはデフォルトでは嵌らないかきつく嵌る程度の大きさにしか開口されていません。貫通扉を接着後、窓開口部を削って嵌るようにします。塗膜のことも考慮して嵌り具合は緩めにしておきます。


 で、ここからが説明書に記載されていない部分。完成品同様にライト点灯化を試みます。
 実はライト類は完成品とほぼ同寸法の設計なので種車のライトケースを嵌めることが可能です。キット付属のテールライトパーツを前面裏側から飛び出ない程度にカットして取り付けます。


 若干前に出しすぎたかもしれませんが…良しとしましょう。


  ライト点灯化にはもう一つやらなければならないことがあります。車体を組んで屋根を取り付ける前に…


 チュィィィィィィィィィィィィン!!!!(ただやってみたかっただけwリューターでなくてもいいです。ニッパーでもカッターでもクラフトのこでも・・・)


 種車車体上部の屋根固定爪部分を切り出します。


 そして長さ幅をカッターヤスリ等で調整して接着。この時ライトケースとこのパーツのヘッドライトプリズムが入る部分がズレなく嵌るように位置確認を忘れずに。
 ヘッドライトの点灯化と屋根のスナップオン化、そして車体強度の向上という一石三鳥の加工です。


 屋根を嵌めたときにお凸が若干出てしまいました…


 その時は妻面側を調整。妻板のRを削ります。


 完成品同様に妻板Rの上に屋根板の縁が乗っかる感じになればいいと思います。

  
 ほんのちょっとはみ出ている感じですが塗膜の厚さで何とかなるでしょうw


 車体を組んだ後はディテール工作。ジャンパ栓受けに立体感を出そうとランナー引き伸ばし線を挿してみたり…


 屋根のタイフォンは塞いでいたのでモールドを削ってしまいます。車体側タイフォンの横に放送用ジャンパ受けも追設。助手席側の通風口は削ります。
 ※この写真では取り付けていませんがヘッドライトはレンズの上にひさしがつくタイプでした。この後モールドされているライトケースを少し削り種車付属のパーツを少し削って取り付けました。


 床板はキハ25をベースにしたため前半分を郵便・荷物区画にする必要があります。
 前半分の座席を撤去して…


 プラ板でそれらしく自作してみました。


 屋根はベンチレーターの形状位置ともに異なるので排気口とともに全撤去し面にしてから説明書の図面通り穴を開けキハ10系用ベンチレーターを取り付けます。大小2つの穴を開けなければならず、真っ直ぐにするのが大変です…少し緩めに穴を開けると調整できるのでお勧めします。


 妻板は標識灯掛け以外板にディテールがモールドされているので極小ダイヤモンドビットを使いリューターでモールドを荒削りしてから手すり・ステップ・ジャンパ栓取り付け穴を開け、粗めから順番にペーパーがけしていき生地を整えます。その後手すり・ステップ・ジャンパ栓を取り付け銘板を貼り付けます。


 キハ46は手すりワイパー類別体化、ジャンパ栓、タブレットキャッチャーを追設する程度です・


 このタブレットキャッチャー台座が曲者で、トレジャータウンのパーツを加工して作りました。多少実物より大きいですが雰囲気重視です。


これで車体の工作は終わりです。次回は塗装から一気に仕上げ編です。

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