2013年5月31日金曜日

【トレジャータウンドアパーツ使用】小牛田のキハ23 ①ドアパーツ

ご無沙汰しております。
このところは某所からの依頼品の制作があったもので、自分のモノの工作がなかなかできず。
そんなわけでおおっぴらに公開できるブログ向けのネタもできずということで更新が止まっておりました。

今回からはちょっと趣向を変えて本州のネタをやってみます。キハ23です。
実は依頼品の中にキハ23があり(作ったのは今回とは別のネタのものですが)、完成させた後に何故かもう1両作ってみたくなって気づいたら既にバーツも含めて揃えていたというわけです。


 これを東日本にいた更新車にします。モデルは小牛田にいて最末期まで活躍した513番。理由は資料が比較的入手しやすかったから。安直な理由・・・
 ポイントは更新工事によって金属押さえになったドアと換装されたエンジン。エンジンはともかく改造のネックになっていたのがドアでしょう。Hゴムの分だけ窓を縮小しなければならないという難工事をしなければなりませんでした。
 しかし最近になってトレジャータウンからドアパーツがリリース。これがネタ選定の決め手になりました。このパーツを使って制作していきます。


 まずは豪快に元のドアをくり抜いていきます。


 隙間ができないように慎重に削り、合いを確認していきます。客用扉パーツは若干大きめに作られているようなのでパーツを少しずつ削って合わせていくといいでしょう。


 で、扉をパーツに交換して浮かんでくるのが「窓ガラスはどーすんの?」という疑問。
 元のパーツは使えなくなるから塩ビ板から切り出さなきゃいけなくね?と思う方も少なくないと思いますが、実はこの写真では客用扉ガラスはHゴムを削った上で窓が山型になるように角を斜めに削りこんでいます。この加工によって扉の裏に窓ガラスがハマる(というよりは隙間なく当たる)ようになり、他の窓とも違和感がないツライチ感が得られるようになります。


 貫通扉も同様です。が、貫通扉パーツは元パーツと大きさがほぼ同じのようなので削りすぎには注意です。

 とりあえずドアパーツ使用時のポイントをまとめてみました。実は扉パーツはまだ接着していません。また扉も1箇所づつしか抜いていません。パーツの使い方の研究のために試しに1箇所づつ抜いてみただけです。IPA漬けのあとまた窓抜きしてパーツ接着です。


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2013年5月12日日曜日

ED76 522 JR仕様 レシピ

 ED76 500の記事のアクセス数が他の記事に比べるとかなり伸ばしています。結構好きな方がいらっしゃるようですね。
 簡単にですが完成したED76 522(JR仕様)の材料を紹介します。

 ベース車両:KATO #3071 ED76 500


  ヘッドマークステー:KSモデル 洋白帯線 0.2×0.15
 手すり:前面→0.2真鍮線 乗務員扉→0.3真鍮線


 エンド標記:レボリューションファクトリー #185 機関車用エンド標記 赤2号
 検査・換算・ATS標記:くろま屋 #15 EL標記インレタ
        ※検査標記は「63-10苗穂工」、換算標記は8.0(8.5)を使用


 車体塗装:ガイアノーツ P-01 ガイアマルチプライマー
            ガイアノーツ GS-02 サーフェイサーエヴォホワイト
        グリーンマックス 鉄道カラー #9 ねずみ色1号
                F MODEL FARBE #016 赤2号
        ※塗装順
 飾り帯:ハセガワ ミラーフィニッシュ TF1
 エアーホース:銀河モデル #N-070
          グリーンマックス #37 白3号
          クレオス Mr.カラー #4 イエロー
          ガイアノーツ 鉄道模型用カラー #1011 黒で着色
  蒸気暖房ホース:銀河モデル #N-302
            ガイアノーツ 鉄道模型用カラー #1011 黒で着色
 列車無線アンテナ:KATO Assyパーツより ※対応品番が多すぎるので割愛
 架線注意標記:グリーンマックスステッカーより
           ※0.14プラペーパーに貼り付けて使用
  JRマーク:tomix 14系15形用から使用
 ヘッドマーク:ペンギンモデル HM19 PC14・DC400北海道用
          ※0.2プラシートに貼り付けて使用
          ステーに引っ掛けるフック部は0.14プラペーパーで作成
 色差し:パンタグラフ本体→グリーンマックス #9 ねずみ色1号
      パンタグラフのホーン→クレオス #4 イエロー
      ステップ→グリーンマックス #37 白3号


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2013年5月10日金曜日

【JR仕様にする】KATO ED76 500をいじってみる2 とりあえず完成

前回までのあらすじ
  【JR仕様にする】KATO ED76 500をいじってみる1


 初めは部分塗装で済まそうとしたのですが…表面保護時に傷をつけてしまいオワタ\(^ω^)/


 というわけで新兵器の超音波洗浄機でIPA洗浄。


 屋根にヒビが多少入りましたが車体には問題なし。でもあまりお勧めできません。


 プライマーと白サフェで表面を整えます。


 どうも塗料の赤2号が朱色が強かったりと明るく出てしまうようなので下地で発色を調整してみます。サッとねずみ色1号を吹き…


 FARBEの赤2号で本塗り。


 KATOの赤2号は暗いという印象もありますが、この時点では「これでいいの?」という印象。


 エンド標記はレボリューションファクトリーのエッチング板より、検査・換算・ATS標記はくろま屋より。製品のがよくできていて残したくて部分塗装にしたのですが…悔やまれます。


 再塗装により失われた飾り帯のステンレスの光沢を何とか復元できないか?
 ツイッターのフォロワーさんに教えてもらったハセガワのミラーフィニッシュを使いました。細切りにしても貼りやすく、質感も(;´Д`)スバラスィです。


 下回りにもこだわります。この機関車は最後までSGを稼働させていました。というわけでSGホースを取り付けてみます。


 このパーツは取り外して引っ掛けている状態向けのものなのでこの機関車のように下回りについている車両に取り付けるにはひと工夫が必要です。
 この機関車の場合は、カプラー両側に穴を開け、ホースの両先を差し込みました。


 急行用の大判ヘッドマークはステーに引っ掛けるようにするためにプラペーパーでフックを作りました。


 また、屋根上で目立つパンタグラフのホーンの黄色も差しました。


 ステップの白も目立つので入れました。完成です。赤2号の発色も違和感は感じませんでした。


 やはりホーンの黄色は目立ち、いいアクセントになります。

 というわけで全体像をどうぞ。





 そしてお決まりのヘッドマーク付き画像。



 札幌行・急行大雪



 稚内行・急行利尻


レッドトレインとの一枚。苗穂の大カープみたいな感じで。

 失敗もありましたが無事完成しました。
 子供の頃に強い衝撃を受けた個人的に大好きな車両の一つなだけに完成した時の満足感が何とも言えません!
 暫くはこれを眺めてニヤニヤ(  ̄▽ ̄)できそうです(笑)


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2013年5月6日月曜日

【新時代の幕開け】札幌市電A1201乗車記

 昨日、札幌市電としては25年ぶりの完全新車、連接車としては1969年改造のA870形以来となるA1200形が営業運転を開始しました。
 
 私はというと、所用が済んだ後すすきの発第2便に途中から乗ろうと西線9条旭山公園通から乗車しようと待ち構えていましたが・・・なかなか来ません。どうも遅れているとの情報が。

 待つこと数本。遂にその姿を現しました。


  遠くからでもわかる在来車両にはない先鋭的デザインの存在感。


 ややゆっくりめにやってきました。第一印象は「デカイ!長い」
乗車率はかなりのもの。座席は既に埋まり立ち席せざるを得ず、車内も満足に撮ることができませんでした。



その中でも何とか前面展望を。従来車にはない甲高いモーター音を楽しんでれいただければと。

※5/6追記 2:20頃に停留所に某大物鉄オタミュージシャンが映っています!
        電車左側に注目!


 そして西4丁目着。すぐさま折り返しの最終便に乗るために待機列へ並びます。
 A1201に乗車目当ての乗客が停留所に溜まるのを防ぐために車止め前と道路を挟んで4プラ前の歩道に待機列を作って混乱を防止していました。それほど注目度が高いと言えます。


 また、当面はA1201充当の電車は臨時扱いで混雑による遅れにより定期電車が遅れるのを少しでも防ぐ為に終点にA1201が到着する時は車止めギリギリまで寄せて乗車が終わるまで定期電車を先に行かせるというダイヤ調整も行っていました。この時点でA1201電車は15分程の遅れ。





 西4丁目発最終便乗車時は最後尾に陣取り。液晶モニターが2つ設置されており上は次停留所・ 路線図等の運行関係のインフォメーション、下は歴代の市電車両の写真やA1201の搬入・試運転時の模様の動画が流れていました。




 今度は後部展望を1本。


 あっという間にすすきの到着。


 ここでは近すぎてあまりいい絵が撮れませんorz

 というわけですすきの発最終便を捉えようと先の電車に乗り先回り。
 他の電車のディテールを撮りたいという目的もあり、最適な撮影場所ということで幌南小学校前へ移動。(歩道橋もあり屋根も含めて撮りやすい場所なんです)



 偶然にも3300形とすれ違い。模型的にもいつかはやりたいシーンですね。

 というわけでさらっと書きましたが、乗っていて車窓からいろんな人がカメラ・携帯を構えて撮影したり子供が手を振っていたりしていたのが印象的でした。市電が市民に愛されているのを感じました。

 市電のループ化と合わせてしばらくはA1201が札幌市電のフラッグシップ的な存在として注目されることでしょう。もしかしたら来年の雪ミク電車に抜擢されるかも?いや、そうなって欲しいのが私の願い。それで模型化されれば…


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2013年5月5日日曜日

【札幌帰省】匠達の狂宴2013GW【PDCin室蘭本線】

札幌へ帰ってきました。というわけでN・HO問わず様々なジャンルの「匠」達が札幌近郊某所にいつものように集結したのでした。

友人であり師匠の神モデラーM氏
HOのご意見番・お馴染みモデラー兼ライターK氏
HO兼1/1モデル(…っていうかモノホン)運転士Y氏
何か「スゴイ事」(諸事情により言えませんが)をやっているというHO職人K氏
そして自称・日本最東端のブログモデラーの私


早速作品を広げ座談会。加工中のキハ22・キハ24・キハ46はこの数日内に手すり加工の上旅立っていくとのこと。相変わらずタフです師匠。


過去作キハ21 1を眺める。前面の21 1の標記はデフォ。細かすぎて伝わらないことをやる、それが我々のポリシーなのです。


M氏最新作の札幌市営地下鉄南北線3000形。札幌市交通資料館にて3日より公開中とのこと。
ぜひ目で見て出来を確かめていただきたい。チート過ぎですぜ師匠。


手乗りスイッチャー。北見の保存機をモデルにしたもの。カワイイ。


話しに花が咲きすぎて夜も更けてしまった23時過ぎ。ようやく買い出しへ。


ご意見番K氏に今後の事業展開について熱く語るコムモデル店主。
そうなんです、夏にプラキットが出るんです。


そして解散後も工作を続ける我々3名。



買ってきたスーパーミニカーブレールでミク電を走らせてみました。

そして夜が明けて向かった先は・・・


北広島駅。私のリクエストでPDCの本気・110キロ走行はどんなものか体感しようという企画です。

・・・がしかし徹夜で乗ったため全員行きの道中の記憶がないというgdgdっぷり。


気がついたら東室蘭駅でしたwww


寝たら少し元気が出てきたので物色開始。乗務員扉に埋め込み式のステップが増設されているんです。


LED式方向幕。所属が札トマ(102+152)


転落防止幌。


注意書きPOP。


運賃箱&整理券発行機。


運賃表示機。最近導入されたバスと同じタイプのようです。


帰りの道中はちゃんと110キロで走っているか確認の意味も込めてのかぶりつき。
本当に出してます、110キロ!低速~中速域のダッシュは711系以上のものでした。
さすがに110キロ手前になると加速が鈍ってましたが。


速度種別停気A3、最高速度110km/h。この芸当が電車の代わりにできるということで抜擢されたんでしょうね。



110キロ走行時のかぶりつき動画。快調にすっ飛ばしていきます。


苫小牧に着いた後、気動車が敷地外でも間近で見れるという苫小牧運転所周辺を散策。資料採集に没頭。

不足しすぎていた鉄分補給を十二分に補給してきました。


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