2013年2月3日日曜日

【乗り鉄】SL冬の湿原号乗車記

昨日の地震、釧路でもかなり揺れました。正直今まで感じたことのない強い揺れで一瞬命の危険を感じた、そんな地震でした。

今日、初めてSL冬の湿原号に乗ってきました。散々既出ではあるとは思いますが他の方のブログとは取り上げるネタが被らないような内容で紹介していきたいと思います。


実はDL牽引が決まった後、ポスターが差し替えられていることに今更気づきました(笑)


30分前に釧路駅に着いたのですが、既に入線していました。かなり早い・・・入線から見たい方は10時半より前に釧路駅へ行くことをお勧めします。


ホームへ行くと既に写真撮影の人集りが。一人旅の身にとっては機関車のきれいな画を撮るには一苦労だったりします(笑)


今回はこだわって行き・帰りともに2号車・スハシ44の席を確保。実は約20年前にC62ニセコ号で乗って以来でした。内装は観光列車向けに改装されてしまっていますが昔ながらの木の床やウイングばね台車の安定した乗り心地で当時を思い出しました。


で、冬の湿原号の名物の一つ、石炭ストーブ。幸運にも席の反対側のボックスにありました。


くべる石炭が隣にあります。定期的に車掌さんがくべに来ますが客が自分でくべてもいいようです。ただ、入れすぎるとそれだけ火力が強くなるので注意!


売店では炙れるおつまみが売っているのでこうして網に乗っけて炙って食べるってこともできます。


炙った匂いに負けて自分も姫ししゃも(500円)を買ってやってみました。これが最高にうまかった!


もう一つの名物と言えばこの緩急車ヨ3000。行きは最後尾からの展望、帰りは目の前に機関車が来て大迫力のサウンドが楽しめるという発想の転換からの産物。


ここでは行き・帰りに各2回ネイチャーガイドと題してこの列車・車両や釧路湿原に関する解説を聞くことができます。


実は自席にいるよりヨにいる時間が長かったりします(笑)


ヨのデッキからカーブを曲がる列車の先頭を見るなんてこともできちゃいます。


あっという間に標茶に到着。折り返しまで約1時間半あります。時間的には昼食時ですが食べに行くと機回しを見れなくなるというデメリットもあったのですが・・・


迷った結果、喫茶ぽけっとさんに行くことにしました。実は冬の湿原号利用者向けに温泉・食事処へ送迎してくれる無料巡回車があり、それを使いました。寒い時期なのでこれは助かります。


食べたのはSLザンギカレー。衣にイカスミを混ぜて石炭に模したザンギが入ってます。イカスミの衣で香ばしくなったザンギがカレーにマッチして美味しかったです。食後はやはりコーヒーを頂いてきました。


食後、歩いて標茶駅に戻るとちょうどC11が転線して釧路方へ連結する作業が始まろうとしていました。






すんなりと連結完了。


そして、帰りの列車に乗り込みさっそくヨへ向かい迫力の最前部デッキへ。



標茶発車時の様子です。今日は強風でもろに煙を浴びました。至近距離で音が聴けるので音鉄の方なら脳汁出まくりではないでしょうか(笑)




帰りは行きの時に押さえるべきネイチャースポットを頭に入れておいたのでこういった写真も撮ることに成功。鹿は湿原内、ツルは茅沼で大抵は見ることができます。(トリミングしてます)


釧路に着く頃には日もだいぶ傾いていました。釧路川橋りょうで逆光でSLのシルエットと太陽のカットを撮ってみました。


無事釧路帰着。あっという間の小旅行でした。

乗ってみた感想を少し。今日は乗車率は8~9割くらいでしたがその半分くらいは団体観光客でした。3~5号車は団体専用車両と思えるほど。観光列車であるので利用者の内訳は自ずとそのようになってしまいますが、もっと個人客、特に私のような地元住民の利用があってもいいのではないかと思いました。積極的に利用してこの列車が末永く走ってくれるように応援していきたいところです。

拙記事を冬の湿原号の利用に少しでも参考にしていただけると幸いです。


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にほんブログ村 余談。乗車証明書は行きと帰りでデザインが違います。必ず2枚もらいましょう。

2 件のコメント:

  1. 喫茶ぽけっと2013年2月4日 0:08

    御来店 ありがとうございました
    お客さまとはゆっくり お話できず
    一時間の時間をあくせく こなすというところ
    もう少し時間がと思うこの頃です
    また いらしてくださいませ

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    1. コメントありがとうございます。
      カレーごちそうさまでした。
      今度行った時にはゆっくりお話できる時間があるといいですね。
      またいつかぷらっと行きたいと思います。
      益々の商売繁盛を祈っております。

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