2012年8月26日日曜日

【資料】釧路のキハ40の話

先日の乗り鉄で飽きるほどキハ40に乗りましたが、釧路運輸車両所のキハ40には特有の特徴があることが分かってきたので、ちょっと取り上げてみたいと思います。


まずは未更新車・781号車です。釧路所属車の外観上の大きな特徴として、釧路側のみにヘッドマーク受けがあります。但しヘッドマークを装着する列車(現在では快速しれとこのみ)には充当されません。


幌は滝川側に、トイレは釧路側です。幌の下にもナンバーが書かれているのも特徴です。


野性動物との衝突対策として警笛が屋根に装備されています。釧路車では「ピー」という甲高い音で、基本的に車体側のタイフォンは使わないようです。カバーの形は釧路の全車かどうか未確認ですが大体の車両はこの庇様のもののようです。取り付け位置は写真の位置の車両が多数であると思われます。


トイレの点検蓋はオリジナルのものではないようです。オリジナルのものは下2箇所に固定ボルトがありますが4箇所になっています。微妙な盛り上がりもあり蓋が交換された形跡があります。


手持ちの写真でははっきりとしたものがなかったのですが、釧路の未更新車ではエンジン上のルーバーを蓋をして塞いでいるものと完全に埋めているものの2種類があります。


変わって更新車・1754号車です。エンジン交換・屋根上水タンク撤去・側面エンジン上ルーバー埋め込みなどが共通の特徴です。それに加えて先述の釧路車の装備が加わります。






また、更新車ではATS表記が未更新車では帯の上になっていますが、帯の下になっています。


帰省の時に乗った更新車・1752号車ですが・・・


ドア点検口の左に、怪しい蓋が。これもドア点検口のようです。これも釧路車にしかないようです。


反対側ですが、その点検口は埋められたような形跡が。この点検口、現在は使われているんでしょうか?



更新車の屋根です。水タンクがあった場所のパーツが最近トレジャータウンさんからリリースされていますが、取り付け方向はこの向きです。



また、釧路車では乗務員扉と乗降扉の間にあるタブレット保護板やタブレットキャッチャー取り付け位置にあったボルトも跡形もなく撤去されています。他区では存置されている車が多いようです。煙突も長さが延長されています。
(写真は釧路更新車・1738号車)


撮り貯めた写真を眺めながらちょっと気になったので記事にしてみました。間違い・お気付きの点がありましたらコメを頂ければ幸いです。




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